笠重呉天雪
笠は重し呉天の雪
釈可士「僧を送る」(全宋詩)
笠重呉天雪。鞋香楚地花。
笠は重し呉天の雪、鞋は香し楚地の花。
- 呉天 … 「呉山」に作るテキストもある。いずれも呉の地方をさす。
- 鞋 … 草鞋。
- 楚地 … 楚の地方をさす。
- 『禅語字彙』には「『鞋香楚地花』と續く語なり。重き使命を帶びて行く姿の見事さと、使僧をほめていふ也。又單に行脚僧の風裁をいふ」とある。【笠重呉天雪】
- 『句雙葛藤鈔』には「笠ノ重ヒテ呉天ノ雪キ深イヲシリ履ノ香ヒデ楚地ハ花ナ處ヂヤト知タ也衲子ノ見ニヘダテナイ也」とある。【笠重呉天雪履香楚地花】