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幾家人上樓

幾家人上樓

幾家いくかひとろうのぼ

貫休「旅中懐孫路」(『全唐詩』巻829)
一片月生海。幾家人上樓
一片いっぺんつきうみしょうじ、幾家いくかひとろうのぼる。
  • 貫休 … 832~912。字は徳隠。禅月大師。
  • 一片月生海 … 出典では「一片月海」に作る。
  • 入矢義高監修/古賀英彦編著『禅語辞典』には、「明月が一つ海から天空に昇ったために、どれほどの人がたかどのに上って釘付けにされたことか。『たかが一片の月のために』という含みを帯びる」とある。【一片月生海、幾家人上楼】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「月一片なれどすべての人これを望む。一に一切を含む。又現成底を云う」とある。【一片月生海幾家人上樓】
  • 『禅語字彙』には、「月は一片でも、之を望む者多きが如く、徳は一人に歸すれども、之を仰望する輩は多きに喩へていひ、又た現成底の風景にといふことあり」とある。【一片月生海幾家人上樓】
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