【さ】
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歳月不待人 (歳月人を待たず)
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彩鳳舞丹霄 (彩鳳丹霄に舞う)
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坐久成労 (坐久成労)
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昨夜一声雁 (昨夜一声の雁)
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酒逢知己飲 (酒は知己に逢って飲む)
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坐看雲起時 (坐しては看る雲の起こる時)
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更参三十年 (更に参ぜよ三十年)
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更上一層楼 (更に上る一層楼)
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猿抱子帰青嶂後 (猿は子を抱いて青嶂の後に帰る)
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沙麓暮鐘声 (沙麓暮鐘の声)
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山雲海月情 (山雲海月の情)
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山家富貴銀千樹 (山家の富貴銀千樹)
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山花開似錦 (山花開いて錦に似たり)
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三級浪高魚化龍 (三級浪高くして魚龍と化す)
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珊瑚枝枝撐著月 (珊瑚は枝枝に月を撐著す)
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山色豈非清浄身 (山色豈に清浄身に非ざらんや)
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山色夕陽時 (山色夕陽の時)
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山中無暦日 (山中暦日無し)
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三冬鉄樹満林花 (三冬鉄樹満林の花)
【し】
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直指人心 見性成仏 (直指人心 見性成仏)
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直心是道場 (直心是れ道場)
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直透万重関 (直に万重の関を透る)
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獅子吼 (獅子吼)
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十方世界現全身 (十方世界に全身を現ず)
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至道無難 (至道は難きこと無し)
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詩向会人吟 (詩は会する人に向って吟ず)
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詩向快人吟 (詩は快人に向って吟ず)
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経霜楓葉紅 (霜を経て楓葉紅なり) → 楓葉経霜紅
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赤洒々 (赤洒洒)
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寂然不動 (寂然不動)
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鷓鴣啼在深花裏 (鷓鴣啼いて深花裏に在り)
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且坐喫茶 (且坐喫茶)
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秋菊有佳色 (秋菊佳色有り)
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寿山万丈高 (寿山万丈高し)
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主人公 (主人公)
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衆善奉行 (衆善奉行) → 諸悪莫作 衆善奉行
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春光生徳沢(春光徳沢を生ず) → 陽春布徳沢
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春光日々新 (春光日々新たなり)
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春色無高下 (春色高下無し)
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春水満四沢 (春水四沢に満つ)
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春風吹又生 (春風吹いて又た生ず)
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諸悪莫作 衆善奉行 (諸悪莫作 衆善奉行)
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生死事大 無常迅速 (生死事大 無常迅速)
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松樹千年翠 (松樹千年の翠)
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上善若水 (上善は水の若し)
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松潭月色涼 (松潭月色涼し)
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吸尽松風意不塵 (松風を吸尽して意塵ならず)
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浄裸々 (浄裸々)
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深雲古寺鐘 (深雲古寺の鐘)
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心外無法満目青山 (心外無法満目青山)
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尋常一様窓前月 (尋常一様窓前の月)
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人跡板橋霜 (人跡板橋の霜)
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滅却心頭火自涼 (心頭を滅却すれば火も自ずから涼し)
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心随万境転 (心は万境に随って転ず)
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深林人不知 (深林人知らず)
【す】
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瑞気満高堂 (瑞気高堂に満つ)
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坐水月道場 (水月道場に坐す)
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随処作主 (随処に主と作る)
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水声松韻一渓深 (水声松韻一渓深し)
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推枕軒中聴雨眠 (推枕軒中雨を聴いて眠る)
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水底石牛吼 (水底に石牛吼ゆ)
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吹毛用了急須磨 (吹毛用い了って急に須らく磨すべし)
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芻狗吠天明 (芻狗天明に吠ゆ)
【せ】
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清光何処無 (清光何れの処にか無からん)
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清坐一味友 (清坐一味の友)
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青山元不動 (青山元動ぜず)
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青松多寿色 (青松寿色多し)
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不住青霄裡 (青霄裡に住まらず)
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惺惺著 (惺惺著)
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聖朝無棄物 (聖朝に棄物無し)
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清風匝地有何極 (清風匝地何の極まりか有らん)
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清風万里秋 (清風万里の秋)
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清風払明月 (清風明月を払う)
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清流無間断 (清流間断無し)
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清寥寥 (清寥寥)
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絶学無為閑道人 (絶学無為の閑道人)
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雪後始知松柏操 (雪後始めて知る松柏の操)
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説似一物即不中 (説似一物即不中)
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殺人刀活人剣 (殺人刀活人剣)
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前三三後三三 (前三三後三三)
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洗心 (洗心)
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泉声中夜後 (泉声中夜の後)
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栴檀林無雑樹 (栴檀林に雑樹無し)
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千峰万峰不肯住 (千峰万峰住することを肯んぜず)
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欲窮千里目 (千里の目を窮めんと欲す)
【そ】
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曹渓鏡裏絶塵埃 (曹渓鏡裏塵埃を絶す)
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霜月照清池 (霜月清池を照らす)
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曹源一滴水 (曹源の一滴水)
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僧敲月下門 (僧は敲く月下の門)
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霜葉紅於二月花 (霜葉は二月の花よりも紅なり)
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疎影横斜水清浅 (疎影横斜水清浅)
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即心是仏 (即心是仏)
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即心即仏 (即心即仏)
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啐啄同時 (啐啄同時)