【は】
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梅花開五福 (梅花五福を開く)
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梅花和雪香 (梅花雪に和して香し)
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白雲自去来 (白雲自ずから去来)
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白雲深処掩柴扉 (白雲深き処柴扉を掩う)
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白雲起峰頂 (白雲峰頂に起こる)
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白雲抱幽石 (白雲幽石を抱く)
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白的的 (白的的)
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白馬入蘆花 (白馬蘆花に入る)
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破沙盆 (破沙盆)
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始随芳草去 (始めは芳草に随って去る)
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芭蕉葉上無愁雨 (芭蕉葉上に愁雨無し)
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荷尽已無擎雨蓋 (荷尽きて已に雨を擎ぐるの蓋無し)
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破草鞋 (破草鞋)
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八角磨盤空裏走 (八角の磨盤空裏に走る)
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八風吹不動 (八風吹けども動ぜず)
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有花有月有楼台 (花有り月有り楼台有り)
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話尽山雲海月情 (話し尽くす山雲海月の情) → 山雲海月情
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花簇簇錦簇簇 (花簇簇錦簇簇)
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弄花香満衣 (花を弄すれば香衣に満つ)
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破襴衫裏包清風 (破襴衫裏に清風を包む)
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遥脱六根塵 (遥かに六根の塵を脱す)
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春来草自生 (春来たりて草自ずから生ず)
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春入千林処々花 (春は千林に入る処々の花)
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万戸擣衣声 (万戸衣を擣つ声)
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万象之中独露身 (万象之中独露身)
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万物生光輝 (万物光輝を生ず)
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万法帰一 (万法一に帰す)
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万里一条鉄 (万里一条の鉄)
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万里無片雲 (万里片雲無し)
【ひ】
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日出海天清 (日出でて海天清し)
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日出乾坤輝 (日出でて乾坤輝く)
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日高花影重 (日高くして花影重なる)
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独釣寒江雪 (独り釣る寒江の雪)
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微風吹幽松 (微風幽松を吹く)
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眉毛横眼上 (眉毛眼上を横たう)
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百雑砕 (百雑砕)
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百尺竿頭進一歩 (百尺竿頭に一歩を進む)
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百川日夜逝 (百川日夜に逝く)
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白拈賊 (白拈賊)
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忘却百年愁 (百年の愁いを忘却す)
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百花為誰開 (百花誰が為にか開く) → 百花春至為誰開
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百花春至為誰開 (百花春至って誰が為にか開く)
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平常心是道 (平常心是れ道)
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賓主歴然 (賓主歴然)
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蘋葉風涼 (蘋葉風涼し)
【ふ】
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風性常住無処不周 (風性は常住にして処として周からざる無し)
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楓葉経霜紅 (楓葉は霜を経て紅なり)
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不風流処也風流 (風流ならざる処也風流)
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風露新香隠逸花 (風露新たに香る隠逸の花)
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福海千尋深 (福海千尋深し)
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福寿海無量 (福寿海無量)
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福聚海無量 (福聚海無量)
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不識 (不識)
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無事 (無事) → 無事是貴人
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無事是貴人 (無事是れ貴人)
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斧頭元是鉄 (斧頭元是れ鉄)
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不萌枝上花開 (不萌枝上に花開く)
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不立文字 (不立文字) → 教外別伝不立文字
【へ】
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平原秋樹色 (平原秋樹の色)
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碧樹不曾凋 (碧樹曾て凋まず)
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碧潭清皎潔 (碧潭清くして皎潔たり)
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衝開碧落松千尺 (碧落を衝開す松千尺)
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別是一乾坤 (別に是れ一乾坤)
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別是一家春 (別に是れ一家の春)
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別是一家風 (別に是れ一家の風)
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別是一壺天 (別に是れ一壺の天)
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遍界不曾蔵 (遍界曾て蔵さず)
【ほ】
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放下著 (放下著)
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宝剣在手裏 (宝剣手裏に在り)
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忘筌 (忘筌)
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法無定相 (法に定相無し)
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縦観写出飛禽跡 (縦に観て写し出す飛禽の跡)
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菩提本無樹 (菩提本樹無し)
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歩歩是道場 (歩歩是れ道場)
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歩歩清風起 (歩歩清風起こる)
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本来無一物 (本来無一物)