十一月向けの禅語 聴雨寒更尽 (雨(あめ)を聴(き)いて寒更(かんこう)尽(つ)く) 寒雲抱幽石 (寒雲(かんうん)幽石(ゆうせき)を抱(いだ)く) 閑坐聴松風 (閑(かん)坐(ざ)して松(しょう)風(ふう)を聴(き)く) 檻前山深水寒 (檻前(かんぜん)山(やま)深(ふか)くして水(みず)寒(さむ)し) 吟風一様松 (風(かぜ)に吟(ぎん)ず一様(いちよう)の松(まつ)) 渓辺掃葉夕陽僧 (渓辺(けいへん)に葉(は)を掃(は)く夕陽(せきよう)の僧(そう)) 壺中日月長 (壺(こ)中(ちゅう)日月(じつげつ)長(なが)し) 深雲古寺鐘 (深雲(しんうん)古寺(こじ)の鐘(かね)) 霜月照清池 (霜月(そうげつ)清(せい)池(ち)を照(て)らす) 楓葉経霜紅 (楓葉(ふうよう)は霜(しも)を経(へ)て紅(くれない)なり) 松無古今色 (松(まつ)に古今(ここん)の色(いろ)無(な)し) 開門落葉多 (門(もん)を開(ひら)けば落葉(らくよう)多(おお)し) 一月 二月 三月 四月 五月 六月 七月 八月 九月 十月 十一月 十二月 慶事