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淨裸々

淨裸々

じょう裸々らら

『碧巌録』第六則、他
直得淨裸裸赤洒洒、都無纖毫過患、也未爲極則。
じきじょう裸々ららしゃく洒洒しゃしゃとして、すべ纖毫せんごうかんきことをるも、いま極則ごくそくさず。
  • 『新版 禅学大辞典』には、「体に一糸も纏わぬ素裸のこと。また、洗浴して一点の塵垢もないことで、煩悩妄想の塵埃の全くなくなって身心脱落した天真爛漫な姿をいう。全真露現・脱体現成・現成公案の意に用いる」とある。【淨裸裸赤灑灑(洒洒)】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「一糸もまとわぬ丸はだか。觸目全眞を現わす。灑灑はさつぱりとして塵のないさま」とある。【淨躶躶赤灑灑】
  • 『禅語字彙』には、「一點の隱す處なき丸はだか。觸目全眞を現はすの意」とある。【淨裸裸赤洒洒】
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