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廬山烟雨浙江潮

廬山烟雨浙江潮

廬山ろざん煙雨えんう浙江せっこううしお

蘇東坡
廬山烟雨浙江潮   廬山ろざん煙雨えんう浙江せっこううしお
未到千般恨不消   いまいたらざれば千般せんぱんうらせず
到得歸來無別事   いたかえきたれば別事べつじ
廬山烟雨浙江潮   廬山ろざん煙雨えんう浙江せっこううしお
  • この詩は蘇東坡作といわれているが、詳細については未詳。
  • 『新版 禅学大辞典』には、「……蘇東坡の悟後の心境を偈にたくしたもので、古来、叢林の間にては悟了同未悟の宗趣を最も巧みにことばにあらわしたものと称される。偈の意味は、廬山の烟雨、浙江の潮は天下の絶景、江国の勝景であるが、実地にかの地に到って観賞しなかったならば、多年の恨みを消すことはできない。とは言うものの、一たび到って帰ってくれば別にとりたてるべきことはない。廬山の烟雨も浙江の潮ももとのままの風光である」とある。【廬山烟雨浙江潮】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「眞の悟了は未悟に同じの意。悟了も烟雨江潮、忘却も烟雨江潮」とある。【到得歸來無別事廬山烟雨浙江潮】
  • 『禅語字彙』には、「悟ればとて、別に變りは無しの意」とある。【到得歸來無別事廬山烟雨浙江潮】
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