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疎影横斜水清淺

疎影横斜水清淺

えい横斜おうしゃみず清浅せいせん

りん「山園小梅」
疎影横斜水清淺
えい横斜おうしゃ みず清浅せいせん
暗香浮動月黄昏
暗香あんこうどう つき黄昏こうこん
  • 林逋(967~1028)は宋代の詩人。あざなは君復。おくりなは和靖。
  • 暗香 … どこからともなく漂ってくるよい香り。
  • 『禅語字彙』には、「林和靖の、有名なる梅花の詩句なり」とある。【疎影横斜水清淺暗香不動月黄昏】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「林和靖の有名な梅花の詩句。梅影が水に映り、暗香が微かに流れる。現成そのまま悟りの妙景」とある。【疎影横斜水清淺暗香不動月黄昏】
  • 沖本克己/竹貫元勝著『これで大丈夫禅語百科』には、「梅の枝影がさしかかり澄んだ水が瀬音を立てている。静かに澄み渡った風景」とある。【疎影横斜水清浅】
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