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到頭霜夜月

到頭霜夜月

到頭（とうとう）霜（そう）夜（や）の月（つき）

『碧巌録』第三十四則
到頭霜夜月、任運落前溪。
到頭（とうとう）霜（そう）夜（や）の月（つき）、任運（にんぬん）として前渓（ぜんけい）に落（お）つ。
  • 入矢義高監修／古賀英彦編著『禅語辞典』には、「秋も深くおしつまった夜の月が運行のままに眼前の谷に落ちて行く。はからいを捨てて、あるがままに身を処する在りかた」とある。【到頭霜夜月、任運落前溪】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「頭上に照る寒夜の月がいつともなく前の溪に落ちた、無心の境界」とある。【到頭霜夜月任運落前溪】
  • 『禅語字彙』には、「頭上に見た寒夜の月が、何時か谷間に落ち隱れたの意」とある。【到頭霜夜月任運落前溪】
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関連リンク
  • 禅林句集（国立国会図書館デジタルコレクション）
  • 碧巌録（ウィキペディア）
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