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放下著

放下著

ほうじゃく

だいろく』、『わん広録』、『とうげん』他
〔五灯会元、巻四、厳陽善信尊者〕
初參趙州問、一物不將來時如何。州曰、放下著
はじ趙州じょうしゅうさんじてう、「一物いちもつたらざるとき如何いかん」。しゅういわく、「ほうじゃく」。
  • 『新版 禅学大辞典』には、「下に置け。著は命令の意を表す助詞」とある。【放下著】
  • 入矢義高監修/古賀英彦編著『禅語辞典』には、「単に『置く』『下ろす』ということ。ほうり投げることではない」とある。【放下】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「捨てつちまえ。放つてしまえ。着は強意の助字」とある。【放下着】
  • 『禅語字彙』には、「放下は下に置く義。著は助辭。手を放なせの意」とある。【放下著】
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