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雲在青天水在瓶

雲在青天水在瓶

くも青天せいてんってみずへい

『景徳伝灯録』巻十四
(李翺)問曰、如何是道。師以手指上下曰、會麼。翺曰、不會。師曰、雲在天水在缾。翺乃欣愜作禮、而述一偈曰、練得身形似鶴形、千株松下兩函經。我來問道無餘説、雲在青天水在缾
こううていわく、「如何いかなるかどう」。もっじょうゆびさしていわく、「すや」。こういわく、「せず」。いわく、「くもてんってみずへいり」。こうすなわごんきょうしてらいし、いちべていわく、「しんぎょうかくぎょうたり、千株せんしゅしょうりょうかんきょうわれきたってどううにせつし、くも青天せいてんってみずへいり」。
  • 『禅林句集』では「雲」を「月」に作る。
  • 師曰、雲在天水在瓶 … 『とうげん』では「曰、雲在天水在瓶」に作る。
  • 『禅林句集』には「李翺用藥山語。偈有之」と注記されている。
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「眞向その通り。悟りの妙趣」とある。【月在青天水在瓶】
  • 『禅語字彙』には、「只啻此の如しだ」とある。【月在青天水在瓶】
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