
明頭來明頭打
明頭来や明頭打
『臨済録』勘弁
明頭來明頭打、暗頭來暗頭打。
明頭来や明頭打、暗頭来や暗頭打。
- 明頭来 … 「明頭来」とも。
- 『新版 禅学大辞典』には、「明頭は明白、あきらか。明の時は明にしたがい、それに対処する、そのことを打という。暗のときも同様である」とある。【明頭來明頭打】
- 『禅語字彙』には、「明頭に問ひ來らば明頭に打し、暗頭に問ひ來らば暗頭に打せん。明とは意旨を隱さぬをいひ、暗とは隱すをいふ」とある。【明頭來明頭打暗頭來暗頭打】
- 有馬頼底監修『茶席の禅語大辞典』には、「普化禅師の偈の一節。普化はいつも鈴を鳴らしながらこう言っていたという。『明(差別の立場)でくれば明を打ち、暗(平等)でくれば暗を打つ。どんな立場から来ようとも、打って打って打ち破ってやる』かの臨済禅師をも舌を巻くほどの厳しい態度。一切の分別を徹底的に滅し尽くした人には、何人たりとも寄りつけぬ」とある。【明頭来明頭打、暗頭来暗頭打】
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関連リンク
- 臨済録(ウィキペディア)
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