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雪後始知松柏操

雪後始知松柏操

せつはじめてしょうはくみさお

『応菴語録』、『とうげん』他
〔五灯会元、巻十九、何山守珣禅師〕
然雖如是、諸人要會麼。雪後始知松柏操、事難方見丈夫心。
くのごとくなりと然雖いえども、諸人しょにんせんとようすや。せつはじめてしょうはくみさおことかたくしてまさじょうこころ
  • 丈夫 … りっぱな男子。ますらお。
  • 入矢義高監修/古賀英彦編著『禅語辞典』には、「厳しい冬を経てこそ松や柏の常緑樹であることがわかり、困難をくぐり抜けたときはじめて誰が大人物であるかがわかる」とある。【雪後始知松柏操、事難方見丈夫心】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「人生の艱苦に逢つて始めて人物の眞價が解る」とある。【雪後始知松柏操事難方見丈夫心】
  • 『禅語字彙』には、「流石は百煉千磨の功じや、行へば行ふほど光が出る」とある。【雪後始知松柏操事難方見丈夫心】
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