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春水滿四澤

春水滿四澤

春水しゅんすいたく

陶淵明「四時」
春水滿四澤。夏雲多奇峰。
春水しゅんすいたくち、うんほうおおし。
  • 春水 … 春の雪解け水。
  • 四沢 … 四方の沢。あらゆる沢。
  • 夏雲 … 夏の雲。入道雲。
  • 奇峰 … 変わった形をした峰。雲を指す。
  • 芳賀幸四郎『新版一行物』には、「春になって雪解けの水が四方の沢に満ち、どの川も水が満々と溢れ悠々と流れている。(中略)水そのものは四季によって別に変りはないはずであるが、春の水というものは、どこか悠々閑々としておだやかなものである。そのおおらかでおだやかな水、大地をうるおしやがて五穀の豊穣をもたらす水が、どこの川にも満々としているすがたに、天地和順・天下泰平・万民和楽の瑞兆を認めて、禅者はこれを揮毫し、茶人は珍重してこれを床に掛けるのである。悠揚せまらぬ大人たいじんの茶境にふさわしい五字一行である」とある。【春水満四沢】
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