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鐵鈷舞三臺

鐵鈷舞三臺

てっ三台さんだい

わん広録』他
僧云、如何是鐵鋸舞三臺。師云、坐底坐受用、立底立承當。
そういわく、如何いかなるかてっ三台さんだいう。いわく、するていして受用じゅゆうし、立底りっていってじょうとうす。
  • 入矢義高監修/古賀英彦編著『禅語辞典』には、「『鉄鈷』は武器。『三台』は急調子の曲の名。鉄鈷がその曲に乗って舞いをまう。無情物をも生命あるものたらしめる力の暗示」とある。【鉄鈷舞三台】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「重い鐵鈷が踊りを舞う。悟りの上の自由なはたらき。鈷は祭に穀物を盛る器、三臺は舞曲の名」とある。【鐵鈷舞三臺】
  • 『禅語字彙』には、「機語なり。鈷は獨鈷とか、三鈷(股の數によりていふ)とかいふ佛具なり。元來印度の戰具なれども、佛家之を用ひて法を表する具と爲せり。三臺は舞曲の名なりといふ」とある。【鐵鈷舞三臺】
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