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轉處實能幽

轉處實能幽

転処(てんじょ)実(じつ)に能(よ)く幽(ゆう)なり

『景徳伝灯録』他
心随萬境轉、轉處實能幽。隨流認得性、無喜復無憂。
心(しん)は万(ばん)境(きょう)に随(したが)って転(てん)じ、転処(てんじょ)実(じつ)に能(よ)く幽(ゆう)なり。流(なが)れに随(したが)って性(しょう)を認得(にんとく)せば、喜(き)も無(な)く復(ま)た憂(ゆう)も無(な)し。
  • 入矢義高監修/古賀英彦編著『禅語辞典』には、「心はあらゆる環境に随順して転変しながらも、その転変のしかたは何とも秘めやか」とある。【心随万境転、転処実能幽】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「心は萬境を縁じて働くが、萬境の上がそのまま悟りの當體」とある。【心隨萬境轉轉處實能幽】
  • 『禅語字彙』には、「心は能く萬境を縁ずるが、萬境の束縛を受ること無し」とある。【心隨萬境轉轉處實能幽】
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