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別是一壺天

別是一壺天

別（べつ）に是（こ）れ一（いっ）壺（こ）の天（てん）

『嘉泰普灯録』他
問、劫火威音前、別是一壺天。御樓前射獵、不是刈茅田。
問（と）う、「劫（ごう）火（か）威（い）音（おん）の前（まえ）、別（べつ）に是（こ）れ一（いっ）壺（こ）の天（てん）。御楼前（ぎょろうぜん）に射（しゃ）猟（りょう）す、是（こ）れ茅田（ぼうでん）を刈（か）るにあらず」。
  • 別是 … 入矢義高監修／古賀英彦編著『禅語辞典』には、「未体験の世界に始（ママ）めて接した時などの感銘を表白する語」とある。
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「壺中には壺中の樂あり。別天地の風光」とある。【別是一壺天】
  • 『禅語字彙』には、「壺中別天地ありの意」とある。【別是一壺天】
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関連リンク
  • 禅林句集（国立国会図書館デジタルコレクション）
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