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菩提本無樹

菩提本無樹

だいもとじゅ

『六祖壇経』
菩提本無樹
だいもとじゅ
明鏡亦非臺
めいきょうだいあら
本來無一物
本来ほんらい一物いちもつ
何處惹塵埃
いずれのところにか塵埃じんあいかん
  • 菩提 … 悟りの境地。
  • 『六祖壇経』には異本が多いが、ここでは『法宝本六祖壇経』(『大正蔵』所収)に拠った。ちなみに『敦煌本六祖壇経』(『大正蔵』所収)では「菩提本無樹 明鏡亦臺 佛性常清淨 何處塵埃」に作る。
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「六祖慧能大師がまだ五祖の下に居られた時、神秀上座の偈に對して自己の見解を呈示された偈である。慧能大師の禪風を表示する一偈」とある。【菩提元無樹明鏡亦非臺本來無一物何處惹塵埃】
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