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歩歩是道場

歩歩是道場

歩歩(ほほ)是(こ)れ道(どう)場(じょう)

『明覚禅師語録』、『古尊宿語録』他
〔明覚禅師語録、巻四〕
師因在莊。數僧侍立次、師問云、維摩老云、歩歩是道場。這裏何似山裏。衆下語、師皆諾。師代云。只恐和尚不肯。
師(し)因(ちな)みに荘(そう)に在(あ)り。数僧(すうそう)侍(じ)立(りゅう)の次(つ)いで、師(し)問(と)うて云(いわ)く、維(ゆい)摩(ま)老(ろう)云(いわ)く、歩歩(ほほ)是(こ)れ道(どう)場(じょう)。這(しゃ)裏(り)は山(さん)裏(り)に何似(いずれ)ぞ。衆(しゅう)下(あ)語(ぎょ)するも、師(し)皆(みな)諾(だく)せず。師(し)代(かわ)って云(いわ)く、只(た)だ和(お)尚(しょう)肯(うけが)わざるを恐(おそ)るるのみ。
  • 歩歩 … 一歩一歩。一挙手一投足・行住坐臥のすべて。
  • 明覚禅師語録 … 雪(せっ)竇(ちょう)重(じゅう)顕(けん)(980~1052)の語録。正式名称は「雪竇明覺禪師語録」。「明覚(みょうかく・みんかく)」は諡号。
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「行く處皆これ悟りの眞只中。立つも坐るも悟りならざるはない」とある。【歩歩是道場】
  • 『禅語字彙』には、「事々物々皆修行じやの意」とある。【歩歩是道場】
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