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不識

不識

しき

『碧巌録』第一則
帝曰、對朕者誰。磨云、不識
ていいわく、「ちんたいするものたれぞ」。いわく、「しき」。
  • 『新版 禅学大辞典』には、「(1)識らず。知らないこと。(2)識を超えた意味。分別のはたらきをもってはかることのできない意味に解する場合もある」とある。【不識】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「知識で理解すべきものに非ずの意。しらない。識らざる最も親し、の意を含むことあり」とある。【不識】
  • 『禅語字彙』には、「知らず也。達磨の武帝に喝破したる不識は、機語にして智解すべきものにあらず」とある。【不識】
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