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看脚下

看脚下

かんきゃっ

『碧巌録』他
〔碧巌録、第二十二則〕
師高聲喝云、看脚下
こうしょうかっしていわく、「きゃっよ」。
  • 『新版 禅学大辞典』には、「(1)足もとに気をつけよ、との禅家の標語。叢林の廊下などに牓に記して学人の注意をうながす。看脚下は圜悟の一転語。(2)転じて、自己反省の意に用い、学人が他に向かって悟りを追求することの愚を警める」とある。【照顧脚下】
  • 入矢義高監修/古賀英彦編著『禅語辞典』には、「足もとをしかと見よ」とある。【看脚下】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「自分の足もとに氣をつけよ。足下をよく見よ」とある。【看脚下】
  • 『禅語字彙』には、「他を見るな、自己の足元に氣をつけよの意」とある。【看脚下】
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