古人刻苦光明必盛大也
古人刻苦光明必ず盛大なり
『禅関策進』後序
自責曰、古人刻苦光明必盛大也。我又何人。生無益于時、死不知于人、於理有何益。即引錐自刺其股。
自ら責めて曰く、「古人刻苦光明必ず盛大なり。我又た何人ぞ。生きて時に益無く、死して人に知られず、理に於いて何の益か有らん」と。即ち錐を引いて自ら其の股を刺す。
- 慈明禅師が修行の折、眠気と闘うために腿を錐で刺して坐禅を続けたといわれている。「慈明自錐」という有名な逸話。
- 古人 … 先人たち。
- 刻苦 … 厳しい修行に対し、努力し苦労すること。
- 光明 … ここでは輝かしい成果。
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