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麻三斤

麻三斤

三斤さんぎん

『碧巌録』第十二則、『無門関』第十八則
〔碧巌録、第十二則〕
擧、僧問洞山、如何是佛。山云、麻三斤
す、そう洞山とうざんう、如何いかなるかほとけさんいわく、三斤さんぎん
  • 麻三斤 … 三斤の分量の麻。
  • 『新版 禅学大辞典』には、「麻三斤は、一着分の、よった麻糸の分量。佛とは何かの問に、佛の衣の反物で答えたもの。麻三斤で佛の真実を何の抵抗もなく示したところに洞山守初の佛法の円熟振りがある」とある。【洞山麻三斤】
  • 入矢義高監修/古賀英彦編著『禅語辞典』には、「衣一着分が作れる麻糸」とある。【麻三斤】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「麻の量目三斤。佛性丸出しの端的」とある。【麻三斤】
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