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王登寶殿野老謳歌

王登寶殿野老謳歌

おう宝殿ほうでんのぼろうおう

『臨済録』
僧云、如何是人境倶不奪。師云、王登寶殿野老謳歌
そういわく、如何いかなるかにんきょうだついわく、おう宝殿ほうでんのぼり、ろうおうす。
  • 野老 … 田舎の老人。
  • 『新版 禅学大辞典』には、「国王は、国王としての位を守って宮殿の王座に坐して治世を計り、庶民大衆は共にその位にあって生活にいそしみ治国泰平の世を謳歌する意。天下人民の和平なることをいう」とある。【王登寶殿野老謳歌】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「王慈み民仰ぎ、天下泰平の有様賓主共にところを得る様子」とある。【王登寶殿野老謳歌】
  • 『禅語字彙』には、「天下治まり民心平かなりの意」とある。【王登寶殿野老謳歌】
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