巖谷栽松
巌谷に松を栽う
『臨済録』序
巖谷栽松、後人標榜。
巌谷に松を栽う、後人の標榜。
- 巌谷 … 岩の多い谷。
- 有馬頼底監修『茶席の禅語大辞典』には、「岩の谷に松を植える。『臨済録』の序に見える語。臨済禅師が山奥の険しい谷に松を植えたという、禅林では『臨済栽松』として知られる故事に基づく。臨済禅師が松を植えているのを見て師の黄檗禅師がその理由を尋ねたところ、臨済は『一つは寺の境内に自然の趣を添えるため、もう一つは後世の人の目印にするため』と答えて、鍬で地面を三回打ったという。臨済の悟りの境地と自信が示されている」とある。【岩谷栽松】
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関連リンク
- 臨済録(ウィキペディア)
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