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寂然不動

寂然不動

寂(じゃく)然(ねん)不(ふ)動(どう)

『易経』繫辞伝上
易無思也、無爲也。寂然不動、感而遂通天下之故。非天下之至神、其孰能與於此。
易(えき)は思(おも)うこと無(な)きなり、為(な)すこと無(な)きなり。寂然(せきぜん)として動(うご)かず、感(かん)じて遂(つい)に天(てん)下(か)の故(こと)に通(つう)ず。天(てん)下(か)の至(し)神(しん)に非(あら)ざれば、其(そ)れ孰(たれ)か能(よ)く此(こ)れに与(あずか)らん。
  • 寂然 … 一般的には「せきぜん」「じゃくぜん」であるが、禅語としては「じゃくねん」と読み慣わす。
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「花はヒラヒラ寂然不動、水はサラサラ寂然不動。外形に捉われて眞を見失うな」とある。【寂然不動如春在花】
  • 『禅林句集』では「寂然不動、春の花に在るが如し」とある。【寂然不動如春在花】
  • 芳賀幸四郎『新版一行物』には、「……何の音響も動きもない死の世界のことをいっているのではない。(中略)動を含んだ静の世界である」とある。【寂然不動】
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