青松多寿色
青松寿色多し
孟郊「西上経霊宝観」
青松多壽色
青松 寿色多く
白石恆夜明
白石 恒夜明かし
- 『全唐詩』巻三百七十七、ウィキソース「西上經靈寶觀」参照。
- 孟郊 … 751~814。中唐の詩人。湖州武康(浙江省)の人。字は東野。『孟東野集』10巻がある。ウィキペディア【孟郊】参照。
- 青松 … 青々した葉をしている松の木。長寿の象徴として用いられる。
- 恒夜 … 夜通し。終夜。
- 明 … 明るい。
- 類語に「青松千歳の翠」(青松千歳翠)がある。
- 沖本克己/竹貫元勝著『これで大丈夫禅語百科』には、「青々とした松はそのままめでたい色をしている。『続伝灯録』にある、『松樹千年の翠』(松樹千年翠)というのにも通じる」とある。【青松多寿色】
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