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坐久成勞

坐久成勞

きゅうじょうろう

『碧巌録』第十七則
擧。僧問香林。如何是祖師西來意。林云。坐久成勞
す、そうきょうりんう、「如何いかなるか祖師そし西来せいらい」。りんいわく、「きゅうじょうろう」。
  • 祖師西来意 … 達磨大師がインドからシナにやって来た目的。禅の真髄を指す。
  • 『新版 禅学大辞典』には、「(1)長いこと坐って疲れてしまうこと。(2)説法の終りなどに、師家より学人への挨拶として、長い間お疲れさんでしたの意に用いる」とある。【坐久成勞】
  • 入矢義高監修/古賀英彦編著『禅語辞典』には、「じっと坐っているだけでは、くたびれるだけが落ちだ」とある。【坐久成労】
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「アヽやれやれくたびれた」とある。【坐久成勞】
  • 『禅語字彙』には、「長談義で御迷惑でしたらうの意。『久坐珍重』に同じく、師家の學人に對する挨拶語也」とある。【坐久成勞】
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