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落花流水太茫茫

落花流水太茫茫

らっりゅうすいはなは茫茫ぼうぼう

『碧巌録』第二十五則
千峰萬峰不肯住。落花流水太茫茫、剔起眉毛何處去。
千峰せんぽう万峰ばんぽうじゅうすることをがえんぜず。らっりゅうすいはなは茫茫ぼうぼうもうてっしていずれのところにかる。
  • 剔起眉毛 … 眉をあげてものを見ようとするさま。
  • 柴山全慶編『禅林句集』には、「悟りの境致に足を住めず途中受用にその蹤跡を沒する處、落花流水無限の妙境界」とある。【千峰萬峰不敢住落花流水太茫茫】
  • 『禅語字彙』には、「茫々は、果てしなく跡方なき義。散り行く花、流るゝ水、共に無心にして世塵を超越して居る意」とある。【落花流水太茫茫】
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