臘雪連天白
臘雪天に連なって白し
『虚堂録』巻一
臘雪連天白、春風逼戸寒。
臘雪天に連なって白く、春風戸に迫って寒し。
- 臘雪 … 十二月の雪。
- 連天 … 天につながる。大空につながる。
- 戸 … 家の出入り口。転じて、一軒一軒の家。
- 柴山全慶編『禅林句集』には、「十二月の雪が白く降りしきり、初春の風が切る様に寒い。そのまま眞理の妙景」とある。【臘雪連天白春風逼戸寒】
- 『禅語字彙』には、「新年の月夜をいふ。臘雪は去年よりの宿雪なり」とある。【臘雪連天白春月逼戸寒】
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関連リンク
- 禅林句集(国立国会図書館デジタルコレクション)
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